建設業で働いた実体験。まさかこんな目に合うなんて・・・

建設業ブラック企業体験

今回は建築業で働いた時のお話を・・・

あ、はい、ブラック企業です。

完全に。

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建設業になぜ入社したか

知人の紹介で社長に会うことになったんです。

事の顛末はこう。

知人は居酒屋さんの店長なんです。
そこに良く来てくれるお客さんの社長が人を募集していると。
募集も、変な人が来ると困るから知り合いからの募集でやりたいと。

ふむ

募集はWebのマーケティングでブログの更新や何か発信をしていってもらいたいとのこと。
売れる商品の開発や、販売の企画等もやってもらいたいと。

ふむふむ

未経験でも良いと。

ほぉ

元々Web関係の仕事には興味ありました。
しかも未経験でも良いと、それで正社員と。

興味があったので、知人の居酒屋で面接を。

既に別の方が一緒にお話ししてたのですが、仕事終わりに急いで合流しました。
面接と言うよりも、雰囲気を見るため、ぐらいの感じでしたね。
明るい社長で、良い人な印象。
話してる内容も、誰もが知っている企業の事務所の施工の話、プロスポーツ選手との繋がり、理想、全てが雲の上のお話で、そういった場所で働けることを考えるとワクワクしました。

興味があるなら来ても良いよ?

とのことでした。

来るなら何時ごろ来れるか、それを連絡して欲しいとのことで、
「本当に来たいなら明日にでも仕事辞めてこっち来るけどね」
ということを言われ

働いていた派遣会社を無理言って当月で辞めてそちらへ行きました。
事務所もセンスよく綺麗、これは楽しみ、と思っていました。

建設業に実際に入ってみて

まず、入社のタイミング。
社長が県外に行ったり来たりでなかなか事務所にいない、と
社長がいるときに書類の提出をしないといけないので、
本社はまた別のところだったので、そっちに書類は持っていけないんですよね。
なので社長がこちらに帰ってくるタイミングにならないと入社ができないので1週間近く、ずれることに。

そして資料を提出。

今まで稼いでた給料よりは多く支払う、とのことで金額を提示されていたのですが・・・
実際は2万円ほど提示された金額よりも引かれ・・・
休みも2日少ないと。
おまけに

契約書が無い

ほう・・・

未経験だし・・・と思いながらもその日は後に。

そして初出社。

・・・

事務所に人が1人居るだけで誰も教育係がいない・・・

そして仕事が無い・・・。

え?なにすりゃええの??と思いながら
使っていいパソコンをセットアップしながら使用しているホームページについての情報を本社に問合せながら調べていく・・・。

事務所の誰も知らないって、おかしく無いですか??
情報のありかが誰にも分からないって・・・なんの引き継ぎもないまま全てを探し求める無駄な日々を数日過ごしました←
デザインをパソコンに起こして色々作ってもらったりもしましたね〜。。。
色々な現場も見て回りました。
手伝いでトラックで産廃を捨てにいったり。

そしてある日のこと

ある日県外に社長と行くことに。

ついていったら

「ここおまえの現場だから」

・・・?

え?

ということで現場を持たされたわけです。

ちなみに何の知識もありません。
建設で生きていくつもりは無かったですから。

突然

何も知らない人間が

何も知らない人々を管理し

期限までに完成させる。

ということになりました。

とりあえず職人が入る日は全部出勤。
終わるまで帰ってはいけない。

・・・

1ヶ月無休になりますよ?
と思い日曜だけは無理矢理休みました。

何も知らない人間だから何も困らないように段取りを組んでいるだろう・・・
という考えは甘かった・・・

色々な職人さんから細かいことを聞かれます。

ここどうするの?
いつまでにやれば良いの?

専門用語も飛び交います。

聞いた事のない言葉は一旦脳をスルーします。

専門用語を用いた質問が1番難解です。

分からないので電話で確認しますが連絡つきません。
勝手に決めるわけにもいかないので質問をまとめて社長に投げるものの返事がないことが多いです。

仕事の流れも分からない。

どこの業者がどこまでやるのかも分からない。

質問を投げても返ってこない。

神経のすり減る毎日でした。

現場まで家から約2時間。

現場のスタートにはいないといけないので
毎日6時起きで事務所へ。
そこから現場へ。
現場が終わるのが17時前後。
事務所へ戻るのが19時前後。
事務処理が終わるまで帰らない。

そんな日々を1か月続け、気づけば月に休日出勤3日。
残業時間は100時間に。
徹夜で20時間ぶっ通しで働くことも。
説明も何もありません。

そして何と

残業代

深夜手当て

なし

です。

全てサービス残業です。

その後も現場に入り続ける筆者。

気づけば施工管理が仕事になっていました。

あちらの現場からこちらの現場へ。
日によっては30時間以上ぶっ通しでした。

もちろん残業代はあリません。
何の説明もないまま「あそこに行ってこい」。
埃だらけで息もできないようなところで何時間も作業させられたこともあります。

これは絶対に体を壊す

という確信が生まれ

退社を決意し。

退社を告げました。

その後2週間経過し、「退職届」を提出。

退社を告げた1ヶ月後に退社をしました。

先輩の話だと、
残っているのは自分1人で入ってくる人間で残った人なんかいない。

職人さんに聞いても
みんなすぐ辞めていく。
理由が分からないのかね??
人使いが荒すぎるんだよな。

ただ営業はできるんですよね・・・。

正直、職人さん達への強引な値切りの話も聞いたので、
かなり引きました。

忘れられない言葉があります。

取引先と一緒に飲んでいる席で

「うちはパワハラOKだから」

その後理由を語っていました。
社員との距離を縮まるためだとか何だとか。

実際喧嘩腰でモノを言ってきたり
無理に酒を飲ませたり
週に何回も飲みに連れて行かれたり
狭い事務所ではずっとタバコ吸ってたり
パワハラもモラハラも酷かったです。
彼女とも別れろと言われ
金稼いで愛人作ればいいだろと言われ

それでいて自分は良い社長だと言うもんだからタチが悪い。

建設業で働いた話のまとめ

こんな感じのブラック企業でした。
おもしろい実績はあったんですけどね・・・会社自体は社長のワンマンで
社員のことは何も考えてくれていない感じで
何か
取引先からの盾に使われていた印象ですね。

契約書なし
残業代、夜間手当てなし
休出しても手当てなし
代休消化できない
結果、前の仕事より長い時間働いて給料安い。
パワハラ
モラハラ
スメハラ
事前の話と全然違う
教育せずに現場に放り込む

未経験には荷が重かったですね・・・←

そんな酷い会社に人生を狂わされました。

職人さん達は、こんな社長についていっているくらいだから
めちゃめちゃ良い人ばかりでした。

今回の反省を踏まえて、
次回からは事務所には何人いるか、残業の有無、どのような教育体制か、契約条件等を

会社を辞める前に

聞いてことを進めていこうと思います。

あまりにも軽率すぎました。。。

ブラック企業にはお気をつけを!

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