値引きの上手な見せ方。アウトレットの表記。

アウトレット雑記

某アウトレットショッピングパークに行って、

値引きの表示上手だな〜

って思ったのでまとめていきます。

✅この記事はこんな人にオススメ
  • 値引きの見せ方を考えている人
  • アウトレットへ行ったことのない人
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値引きの上手な見せ方1:表示金額の〇〇%の価格で販売

「表示価格の〇〇%価格で販売」という書き方です。

スーパーやショッピングモールに行った時、

大体の値引きは

10%引き

30%引き

などと書かれていませんか?

そのため多くの人は

〇〇%は〇〇%値引き

と自然と思い込みます。

表示価格の〇〇%価格で販売」

と書かれると、過去の経験から前半部分を見ただけで

〇〇%値引き

と思い込んでしまうのです。

実際

「70%で販売」

と書かれると

70%引き?!

と勘違いしてしまのです。

他のところではそんな書き方しないのですよね。

勘違いすると思った金額と全然違う金額を払うことになります。

「70%で販売」=「30%引き」

値引きの上手な見せ方2:〇〇掛けで販売

〇〇掛けで販売という表示です。

商品の仕入れで使うことはあるのですが、あまり普段使いしませんよね。

例えば

「7掛けで販売」

こういう特殊な言い回しのPOPがあると、

これいくらだろ・・・

と考えてしまいます。

これも「7」という数字を見ると

「7割引かな?」

と勘違いしがちなところです。

「7掛け」=「70%で販売」=「30%引き」

値引きの上手な見せ方3:〇〇%引きからの〇〇%引き

これも結構巧妙ですね。

「50%引き価格から30%引き」

となっていると

80%引きってこと!?

買わなきゃ!!!!

と、勘違いする方もいると思います。

実際は100%×0.5(100%-50%=50%)×0.7(100%-30%=70%)=35%

ということで、

実際、「50%引き価格から30%引き」は65%引きということになります。

安いことには変わりないのですが、割と語弊を招きそうな書き方です。

「50%引き価格から30%引き」は「80%引きではない」

「50%引き価格から30%引き」は「65%引き」

値引きの上手な見せ方で、どのような心理が働くか

心理学的には、

「アンカリング効果」を使用しています。

金額で説明すると、

最初に金額を指定されたら、その金額を基準に物の金額を考えてしまう。

という効果です。

最初に示した金額を基準に物事を考えさせる力があります。

  • 「定価5万円→1万円」
  • 「1万円」

二つとも同じものとします。

同じ1万円ですが、

「定価5万円」と書いてある方が大分お得に感じます。

そんなに安くなってるならお得なので買っちゃいました。

ともなりやすいです。

値引きの上手な見せ方:まとめ

まとめ

ここまで大胆な表記はアウトレットだからできる表記かもしれません。

  • 普段と違う値引きの表記で〇〇%引きを大きく見せる。
  • 普段使わない用語で〇〇%引きを大きく見せる。
  • 〇〇%から〇〇%引きとして実際の割引率より大きく見せる。
  • 比較する金額を用意してお得に見せる。

使い所によって、販売効果が高くなります。

こういったことを意識して数字を弄ってみても面白いですね☺️

一度出した財布はかなりしまいづらいので、金額の把握はきちんとできるようにしておきましょう☺️

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